本レポートは、英国またはジブラルタの管轄下にある損害保険会社に関するソルベンシーおよび財務状況報告書(Solvency and Financial Condition Reports、SFCR)を取りまとめ、2025年末と2024年末の数値を比較しています。本レポートの基礎となる分析は、SFCRに含まれる定量的報告テンプレート(QRT)の情報に焦点を当てています。なお本分析は、グループではなく単体の保険会社を対象としています。
主な調査結果
- 総収入保険料(GWP)は、前年末の690億ポンドから、2025年末には670億ポンドに減少しました。
- GWPは、一般賠償責任保険では年間を通じて増加した一方、自動車賠償責任保険およびその他自動車保険で最も大きく減少しました。
- 出再保険料は、270億ポンドから260億ポンドに減少しました。
- 英国の損害保険会社の多くは、引き続き債券に大きく資産配分しています。
- 全体として、2025年にリスク・マージンを除く技術的準備金は増加しました。
- ソルベンシー資本要件に対する適格自己資本の比率は、191%から184%に低下しました。
- 最低資本要件に対する適格自己資本の比率は、530%から526%に低下しました。
- 2024年から2025年にかけて、自己資本の階層区分に重要な変化はありませんでした。