本稿では、英国および欧州の生命保険会社に関わる8月の規制の進展について振り返ります。イングランド銀行(Bank of England、BoE)および健全性規制機構(Prudential Regulation Authority、PRA)が公表した関連事項について、以下の詳細を確認します。
- PRAは、2026年9月17日に、コンサルテーションペーパーCP11/26「A tailored regime for captive insurance(キャプティブ保険に対するテーラーメイド型規制制度)」に関する業界円卓会議の開催を予定していました。このコンサルテーションペーパーでは、資本、報告、認可および監督要件を含む、単一親会社型キャプティブ保険会社を対象とする、実態に即した規制の枠組みを提案しています。円卓会議は、関係者からの意見を収集し、提案内容について一段と明確化することを目的としています。
- BoEは、人工知能コンソーシアムの6月会合における議論を要約した議事録を公表しました。この会合では、英国の金融サービスにおいて人工知能(AI)の利用が拡大する中で生まれる活用機会とリスクに焦点が当てられました。議論では、モデル・ガバナンス、オペレーショナル・レジリエンス、集中リスク、およびAIに関連する新たなシステミックリスクが取り上げられました。